女性の陥没乳頭( Inverted Nipple )は意外に多いようです。外見上のみならず、出産後の授乳に支障を来したり、陥没部分の清拭が行いにくいため感染を起こしたり、時には乳腺炎を起こしたりします。程度により、軽度、中度と重度のグレードに分けられます。今までは手術を勧めることが多かったのですが、手術をしても再発率が高く、また、乳管に傷がついて、乳汁分泌困難に陥る場合もあります。
当クリニックでは徒手整復できない重度の難治性症例に対しても手術をせずに、独自開発した吸引器 「ピペトップTM 、PippetopTM、実用新案登録済 」を用いて、陥没、扁平乳頭の治療を行っています。今までの吸引器と違い、ピペトップは小型で、装着したままブラジャーをしたり、服を着たり、日常生活や仕事ができます。
装着例：
陥没、扁平乳頭を矯正するカギは吸引力とその持続時間です。ピペトップTM が２４ 時間の持続吸引、および吸引力の調節を可能にしたことによって、治癒率が飛躍的に向上しました。それによリ、大部分の症例（術後再発も含む）は約２、３ヶ月の治療で、ほとんど完治となります。さらに、長年溜まっている垢、汚れの除去効果も一石二鳥です。痛みもなく、経済的負担も少ないので、お悩みの方は一度ご相談ください。
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治療前 治療後
学会発表で使われたビデオです。
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