豆知識6
人体で一番大きい臓器はなんですか
「臓器」と言ってまず思いつくのは、心臓、肝臓、肺、脳...ですが、皮膚については無視されることが多いようです。実は、その皮膚が人体で一番大きい臓器なんです。確かに内臓の中で、一番重いのは肝臓ですが、体を覆う皮膚はその倍あります。皮膚の構造は表皮、真皮、皮下組織からなり、その役割は温痛感覚、体温調節機能、免疫防御機能など多様で、皮膚をなくして人間は生きていけません。だから、やけどをすると、命に関わることがよくあります。また、内臓の病気でも皮膚に症状が現れ、心臓病や肝炎、膠原病、内臓悪性腫瘍などのサイ ンは皮膚から観察することができます。いわゆる健康のバロメータ的な役割を皮膚が果たしていると言えましょう。